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【実録】レーシックの適応検査で円錐角膜が判明!

最終更新日:2016年08月10日

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適応検査で円錐角膜が判明

レーシックを受けられずに、他の治療方法をお勧めした際のお話です。

以前、20代前半の方で、比較的強い円錐角膜なだけでなく、メガネでの矯正視力も低下し、さらに近視・乱視が進行してい状態の方が来院されたことがあります。

円錐角膜は、35歳くらいまで進行する可能性があり、年齢や角膜形状などを考えると、この先、メガネやコンタクトレンズは使用困難になり、視力が低下して運転免許がとれなくなるなど、日常生活が困難になることが予想される状態でした。

もちろん、ご本人は円錐角膜という言葉もご存知なく、レーシック治療で簡単に近視・乱視が治ると思って来院されていたので、”円錐角膜”という言葉自体、寝耳に水な状態でした。

そのような状態でしたので、まずはどうしてレーシック治療を受けることができないのか、(角膜が柔らかく元に戻るからです)、円錐角膜とは何かをご説明。その後、もちろんその治療方法があること、年齢や進行具合から考えて、角膜の強度を上げるクロスリンキング治療を行ったほうがよいこと、その上で角膜形状を改善して視力を向上させる、角膜内リング治療を考えるとよいこと、などお話しいたしました。詳しい資料もお渡しし、この日はお帰りいただきました。

円錐角膜は、よほど進行してからでないと発見できないものでしたが、最近ではレーシック治療を目的で来院される方を診察すると、実は円錐角膜だったということがよくあります。

ほとんどの方は軽度で、メガネ・コンタクトレンズでの矯正が可能であれば、レーシック治療ではなくメガネ・コンタクトレンズをお勧めすることになります。

ただ、メガネ・コンタクトレンズでは矯正が困難なくらい進行している場合には、角膜内リング治療をお勧めしたり、まだ年齢が若く、進行途中であれば、進行を防ぐためにクロスリンキング治療をお勧めしたりしております。

このような場合、レーシックの適応検査だけを行っているクリニックでは「レーシックの治療はできない」とだけ言われて帰らされるケースがほとんどです。

どうして、レーシック治療を受けることができないのか、何か他の治療方法はないのか、またどうしたら良いのかなどをきちんとお話することが大切だと考えております。

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